◎ 西藤小児科こどもの呼吸器アレルギークリニック(滋賀県守山市) >> こどもと喘息 「HFA−134a」って何だ? †![]() 代替フロンのことです。 これまでの定量噴霧式吸入器(pMDI)には、フロン(クロロフルオロカーボン:CFC)が多く使われてきました。しかしながらオゾン層の破壊などの問題から、国連環境計画のもとに1987年に、フロンの使用及び生産の規制に関する「オゾン層保護条約(モントリオール議定書)」が採択され、1995年末に生産が全廃されました。MDI製剤に限り現在もフロンの使用を認めていますが、この特別措置も2005年には全廃する計画です。 それに変わってpMDIに多く用いられるようになったのが、「HFA-134a」です。これは塩素(Cl)が含まれておらずオゾン層を破壊する恐れがありません(図右側)。 しかし地球温暖化への配慮により、吸入薬剤の噴霧剤としての使用は見直され、代わって、吸入薬剤としては、ドライパウダーインヘラー(DPI)の開発が進む傾向もあります。 参照ページ †閲覧回数 †
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