◎ 西藤小児科こどもの呼吸器アレルギークリニック(滋賀県守山市) >> こどもと喘息
>> 抗アレルギー薬 >>ロイコトリエン受容体拮抗薬
- ペプチドロイコトリエン(ロイコトリエンC4、D4、E4)は気管支喘息の病態に深く関与しています。
- ロイコトリエン受容体拮抗薬は、ペプチドロイコトリエンの受容体に働いてその作用を抑える薬剤です。
- 軽症から中等症の気管支喘息に対するプランルカストの有効性は50~60%とされています。
- 効果発現はメディエーター遊離抑制薬やヒスタミンH1-拮抗薬よりも早く、症例によっては数日で効果が現れますが、一般的には2~4週間です。
- 略語として「LTRA」と書かれる事が多いです。
鼻炎や鼻閉症状にも †
- また、アレルギー性鼻炎の鼻閉にも関係しています。
- アレルギー性鼻炎の鼻閉にも有効で適応が認められている薬剤があります。
- ロイコトリエン受容体拮抗薬は、気管支喘息の「長期管理薬」として処方されます。
- 喘息発作を直接止める働きではなく、喘息の本態である気道の炎症を治療していくお薬です。
- 症状がなくなってからも「長期管理薬」として、内服を続けます。
- 小児適応のあるロイコトリエン受容体拮抗薬はいくつも発売されています。
- どれも比較的内服しやすい味で、いやがるお子さんはそれほど多くありません。
- 中止時期については、喘息の管理状態をみてかかりつけの先生が決められます。
- 症状がないからといって、内服を中断せずにかかりつけの先生によく尋ねてください。
★ アンケートにご協力をお願いします。 †
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